露点計には、測定方式により、冷却式露点計、静電容量式露点計、塩化リチウム露点計などがありますが、光学式露点計とは、露点の測定原理は冷却式露点計を用いた露点計です。
露点を測定したいガス(空気など)を観測面(ミラー等)に導入し、観測面を冷却し結露を実際に起こさせます。結露が発生した温度を測定し露点を求めております。例えば、観測面を5℃まで冷却したときに結露が発生すると露点5℃となります。
冷却式露点計は、理論的に露点を演算算出しているのではなく、温度を冷やして実際に結露現象を発生させているため、信頼性が高く露点測定の基準器としても使用することができます。