製造元:(株)オプセル
両側テレセントリック光学系
シャープな描写性能
寸法計測用のマシンビジョンシステムに最適
大サイズ用テレセントリックレンズ (特徴) |
このレンズによる撮影画像 |
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斜めからの撮影画像 |
真上からの撮影画像 先端にピント合わせ
下端にピント合わせ
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◆物体の形状や寸法の精密な計測用に |
物体側および像側の両方をテレセントリックにデザインした,高解像力で高コントラストな撮像レンズです.物体の形状や寸法測定を正確に行なうためのマシンビジョンシステムへの利用が可能です.小径レンズ部の鏡筒への固定にはシュリンクフィッタ締結方式を採用し,環境変化による解像力低下を防止します. |
◆レンズ系の主な特徴 |
1:両側テレセントリック仕様
両側テレセントリックレンズとは,画角が限りなく0°に近い事が特徴で,物体面と像面で主光線が光軸とほぼ平行になるようにデザインされたレンズ系です.従って,被写体の位置の変化による倍率の変動が小さいといった利点があります.そのことから,物体の形状や寸法を正確に測定する場合に用いることができます.
2:シュリンクフィッタTMによる高精度レンズ締結技術
偏心がシビアに影響する絞り前後の小径レンズ群の固定に,「シュリンクフィッタ」を用いた締りばめ接合方法を適用しています.寸法計測用のレンズは,屋外などの温度変化や振動があるような厳しい状況で使用されることもあります.シュリンクフィッタで接合したレンズは,そのような過酷な状況下でも常に安定した解像力が得られます.
3:多様な仕様選択が可能
弊社では光学系の設計から製作までを行ないますので,お客様のご要望に応じて自由に仕様を変更する事が可能です.例えば,下記の項目の仕様が変更可能です.
焦点距離 /倍率 / FNo. / テレセントリック性 / 撮像エリア / バックフォーカス / マウント仕様(Pマウント,Cマウント等) /など.
レンズの主要仕様(写真のレンズ) | |
全長(トータルトラック) | 892.9mm |
作動距離 | 300mm(レンズ前玉より) |
被写体の撮像エリア | Φ160mm |
像面の大きさ | 22.4mm(対角) |
倍率 | -0.142 |
設計波長 | 480nm,532nm,660nmの色消し |
被写界深度 | 約10mm,幾何光学的MTF(20LPで80%以上) |
開放F値 | 5.34 |
フランジバック | 45.5(Pマウント),Cマウント仕様も有 |