雄島試作研究所 製品一覧
ファイバ コリメータユニット
本品は,コリメータを対向させてユニット化したもので,試料の損失,反射等の測定に利用できます.ファイバ端面レンズ面にARコートを施して,1dB以下の透過損失を実現しています.
中空XYステージ (OMST-201H)
本品は,20×20mmの窓を持ったxyステージで,x,y各々のステージがどの状態になっていても中央に20×20mmの貫通した空間を持っているものです. おもな用途としては,図1のようにバキュームチャンバーのICFフランジにとりつけて集光または照射用ファイバをスキャンさせてピークを探す等のに使用されます. また,オプションで,ピークサーチソフト等も用意していますので大変便利です.
レンダリング及びモデル、断面写真サービス
当社では,試作品のイメージスケッチから,それをもとにした1/1モデルまでプラスチックやFRPにて製作しており,その質感は簡易型を使用するなどして,本物に非常に近いものが製作可能です.
光三次元造形受託加工
光造形は,製品の断面データに基づいて紫外線レーザ光を液体樹脂に照射し,断面データの固化を順次に積層させる原理で立体造形物を完成させる加工方法で,低コスト・短時間で一体成形できる事が最大のメリットです.切削加工では不可能な形状や,分割しないと製作できないような中空形状なども一体で高精度に造形することが可能です. また光造形モデルには塗装による着色や,メッキ処理が可能です.
ファイバメタライズ処理 (OTL-MPEF)
当社では,ベアファイバをハンダ付処理やファイバの強度アップを目的として,ベアファイバに電鋳技術を応用してメタライズすることができます.
光ファイバ及び高周波ケーブルの集配線・BOXへの収容技術サービス
当社では高周波ケーブル,導波管,光ファイバ等従来より取り扱っておりましたが,その端末処理技術を利用した標準ラック等へのモジュールの組込みや,集配線を施し計測器としてのBOXに仕立てるサービスが多くなってきておりますのでここにご紹介いたします.
ファイバアレイ、コリメータ及び研磨
本製品は,光ファイバを,任意のピッチ又は寸法に,0.2u以下の精度にて多数配置したもので導波路,光デバイス等との結合は出口用に使用できます. アレイ用のVミゾ材質は,すべてのサイズのファイバ径にてジルコニア,石英,シリコン等どんなものでも製作可能です.ファイバの端面や導波路等の端面の研磨は,直角,角度研摩,どのような形状にても研磨可能です.
三次元精密形状測定機
ラインレーザを使った光切断法による形状測定. ・130万画素高解像度CCDカメラを使用しているので高精度に測定. 最小分解能:50[μm] ・回転ステージが±180度回転します. ・キャリブレーション機能付き.
三次元デジタイザ
本品は,非接触で被測定物にレーザ光をあてて,それをCCDカメラにより取込むことで,瞬時に三次元の形状データを取込めるものです.さらに,CCDカメラの画像と結合させることにより,三次元の立体画像を製作することが可能です.
高速デジタル 32bit データ取り込みボード
ライン抜けがなく,PC のメインメモリ(PCIバスのバースト転送DMA)へ画像を取り込むことができます. 32bit*40MHzでの差動レシーバ入力(RS422またはLVDS)まで可能. カメラの種々の制御信号をサポート 2chのプログラマブル出力(エクスポージャ信号に対応) 外部取り込み指示信号による取り込みに対応
高精細カラーカメラコントローラ CK-150
データ出力は,デジタルRGB(差動ドライバ出力)です. カメラヘッドCH-150を3台接続し,切り替えてその1台をデジタルRGB(差動ドライブ)で出力します.
高精細カラーカメラ CH-150
CH-150は,1/2インチ,150万画素の正方画素配列インタライン型, 全画素独立読み出し方式CCDを採用した小型高精細カメラです.
デジタルハイビジョンカメラ
PCにて動作しますので,ユニットのハイビジョンカメラの1/3程度のコストにて同等の測定,観察が可能です.130万画素の高性能CCDカメラと,専用コントローラ,および高速取り込みボードの組み合わせにより,高度な画像処理を実現します.なお,処理内容はお客様のオーダに応じて製作いたします.
FRP及びCFRP製品
当社では,電波暗室や種々の測定において,金属構造物では測定の障害となるようなところにFRP及びCFRPや非金属でできた構造物を製作しております.又,可動部にはエアモータやシールドBOXに入れたパルスモータ等を使用して,信号のやりとりを,ファイバを使用して,極力ノイズが外に出ないように工夫をこらしております.
ピエゾアクチェータ応用品
当社は,ピエゾアクチェータを用いてバルブの開閉,インチウァーム,ピンセット微少位置決め,追尾装置等の製作を行なっております. ピエゾアクチェータは主として積層型がつかわれ,パイモルフ型も軽負荷かつ変位量が大きい場合には使用されます.駆動電源及び制御回路も合せて製作しております.
WDM実験装置 (O-OFWDM-01)
本実験装置は,実際の光通信で行われている波長分割多重方式(WDM通信)をR,G,B の3波にて実験できるもので,アナログ通信とデジタル通信の両方ができます.R,G,B の色が見えるように,故意にクラッドから光を漏らすことで,視覚的,直感的にWDM通信の仕組みが理解できるようにしてあります.また,実験の興味がわくようにカセット音源のイヤホーンジャックよりアナログ信号をファイバ光源に入力して受光器にスピーカをつなぐことにより簡単に音声伝送実験ができます.
光ファイバ通信実験装置
本製品は光ファイバ通信の基礎知識やファイバの基本特性を理解するために最適な実験セットで、当社が光通信分野での業務を光通信の黎明期より携わってきた20年以上の経験から作り上げたものです。
ベアファイバ研磨機 (OPBF-03)
本製品は,導波路やコネクタ等,複合材料よりなる品物の端面の光学研磨を一度に多数個できるように設計されたもので,ダイヤモンド砥石により中ズリまで行い,仕上研磨のみをダイヤモンド砥粒により加工するもので,標準皿でひとつのワーク断面が最大20×5のものまで研磨可能です. また,皿をオプションのものに変更することにより,60×8のワーク断面まで研磨可能です.試料ホルダは,客先のワークにより任意に製作いたします. ホルダ次第で,斜め研磨にも対応できます.
光部品用研磨器
本製品は,導波路やコネクタ等,複合材料よりなる品物の端面の光学研磨を一度に多数個できるように設計されたもので,ダイヤモンド砥石により中ズリまで行い,仕上研磨のみをダイヤモンド砥粒により加工するもので,標準皿でひとつのワーク断面が最大20×5のものまで研磨可能です. また,皿をオプションのものに変更することにより,60×8のワーク断面まで研磨可能です. 試料ホルダは,客先のワークにより任意に製作いたします. ホルダ次第で,斜め研磨にも対応できます.
チップボンディング用/マーキング位置合せ用のぞき窓付セラミックヒータ
本品は,LD,PD等のチップを基板上にボンディングするために設計されたセラミックヒータで,特にPD,LD,基板のマーキングを位置合せするのに,赤外光を使用してダイレクトに位置合せができるように,セラミックヒータにのぞき窓をつけたものです。 また,高繰り返しに耐えるようにセラミック材質は窒化アルミを使用しております。また,専用PID制御ボックスにより,数秒で350°までのコントロールが可能です。 また,当社にて赤外光を使用した自動位置合せ装置も設計製作しておりますので,ご相談ください。
融着接続器 (OFS-02)
本品は,放電強度,ファイバ押込み量,ファイバ押込み速度,放電時間等すべてのパラメータをオールマニュアルで任意に設定できるユニバーサルな放電融着接続器で,異径ファイバ,同志の融着,ファイバ先端の先球加工,コア拡大等あらゆる用途に使用できるものです.オプションで,ピークサーチ機能を追加することが可能です.
特殊仕様ファイバ
当社では,いろいろな用途に適した仕様の特殊ファイバを作っておりますのでご相談下さい.本写真は一例で,ステンレス・チタン等の細管にファイバを取り付けたものです.また先端形状は,R,角度付等のご要望におこたえいたします.
ファイバアレイ,コリメータ付ファイバ
本品は,標準フェルールサイズと同等の軸径にて製作された1.25φ及び2.5φのコリメータを片側に付けたファイバコネクタで,コリメータ部は標準フェルールと互換性があるので,FC,SC等のコネクタに組込むことが可能です.また,アレイ付ファイバは,標準ピッチ0.25のアレイにコネクタコードを付けたもので,標準で,8芯,16芯があります.また,要望に応じて,特注にて希望のものを製作いたします.
小型自動調芯装置
パソコンを必要とせずファイバを調芯します. ・融着接続と同等の光接続特性(0.05dBm程度) ・各調芯パラメータはユーザーが設定できます. ・各部分のみでOEMするので,生産ライン等に必要部だけ組込み可能.
多軸自動調整装置
構成軸は,基本直線3軸(X,Y,Z)にオプション角度3軸(θ,φ,γ)を組み合わせることができます. ≪各部構成≫ 1.導波路ホルダ ネジクランプ方式により,クランプします. 標準は,直角研磨用クランプですが,オプションでナナメ研磨用クランプに交換できます. 固定方法 ネジクランプ式 2.調芯軸 各軸にDCサーボモータを使用したクローズループで制御しており,xyzθφγの重量ステージでも,パルスモータステージのようにモータがスリップするようなことはありません.
ピークサーチ機能付xyステージ
本品は,PCなしで駆動することができるように,コントロールBOX に光パワーメータ,ボードコンピュータ等を内蔵した簡易型の電動微動台です.xyステージとコントローラのセットだけでマニュアル動作,ピークサーチ等行なえます.又,EXTにすればPCよりの指令にて動作します.又,本体寸法は60×60なので,マイクロメータ駆動の60×60微動台と互換性があります.
メカニカルスプライス
本品は,光ファイバ同士を永久接続する為の道具です.光ファイバをカットし,挿入するだけで誰でも簡単に永久接続することが出来ます.また専用の挿入治具を使用することで,ファイバの挿入がスムーズに行えます.
ファイバ コリメータユニット
本品は,コリメータを対向させてユニット化したもので,資料の損失,反射等の測定に利用できます.ファイバ端面レンズ面にARコートを施して,1dB以下の透過損失を実現しています.
光ロータリーコネクタ (ORC01-SM/ORC01-MM)
光接続したままで,コネクタ部分が360°回転できます.レーダー装置や回転アンテナ,光ケーブルリール,監視カメラ等,回転部の光接続に最適です.
マルチモード及びPOF用多芯コネクタ (MMC-01)
本品は,MPOタイプの多芯コネクタと互換性があり,クラッド径が140,250,500,750等のマルチモード用のポリマ-クラッドファイバやプラスチックファイバ用の多芯コネクタです.MPOコネクタ用のアダプタ,レセプタクル等が使用できますので,ローコストにて利用することが出来ます.
FA型光コネクタ
光通信用のファイバ接続に用います. 本品は日本電信電話公社仕様のFC型と互換性を有する高精度な光ファイバ,コネクタです. 1.接続損失は平均0.15dB(9/125μmSMファイバ).(スーパーPC) 2.セラミック,キャピラリを用いたフェルールを精密スリーブ内で突き合わせる結合方式です. 3.光ファイバの組み立ては,無調芯で行える. 4.耐環境性にすぐれ,接続損失変動が少ない. 5.フェルールの選定により単一モードファイバの接続も可能である. 6.角度研磨,端面AR、Filter蒸着可能です.
両側FC型真空フィードスルー
本品は真空容器又は圧力容器の中に光を入出力したい時に,フランジ面の大気側と真空側(又は圧力側)の両方でFC型光コネクタにて脱着することができるものです.1.3μ, SM帯にて1ポート1dB以下の性能を有しております.レンチ1本で取り付けができ,フランジ厚は4ミリから16ミリまで対応できます.また,単一のフランジに複数個のコネクタを取り付けることも可能です.ファイバサイズ,フランジ等は任意に選択することができます.
両側FC型真空コネクタ/耐圧コネクタ
本品は真空容器又は圧力容器の中に光を入出力したい時に,フランジ面の大気側,真空側(又は圧力側)の両方にてFC型(オプションでSMA型)光コネクタにて脱着することができるもので,1.3μ帯, SM帯にて1ポート1dB以下の性能を有しております.また,単一のフランジに複数個のコネクタを取り付けることも可能です.ファイバ,サイズ,フランジ等は任意に選択することが可能です.
屈折率整合フィルム (簡易型コネクタのオプション品です)
ベアファイバアダプタの端面に貼ることのできる屈折率整合フィルムです.これを貼ることことにより接続損失及び反射ロスが大幅に改良されます.
微調付簡易型コネクタ (Adjustable bare fiber adapter)
本製品は,簡易コネクタ0.25用 (OKC-○○-B) のクランプ部を±3mm微調移動可能としたもので,先端フェルール部でのファイバの出入りをコントロールできるようにしたものです.
簡易型コネクタ (Bare fiber adapter)
本製品は,簡易的に光ファイバに取り付けるコネクタです.測定器とファイバ,ファイバ同士等の接続をするために開発された高精度コネクタで,FC型またはSC型光コネクタと互換性を有するものです.すべて軽合金で構成されており、非常に軽量です. 特にB型はファイバ心線径0.25用に設計された低損失のクランプです.本品は,コネクタとクランプが取り外し可能で,ヘッドとクランプのいろいろな組み合わせができるので,ファイバサイズにぴったりのヘッドを選定すれば,1dB以下の挿入損失も可能です.
ファイバ出力UV光源(バッテリー内臓タイプ:OSUV-02a/ACアダプタタイプ:OSUV-02b)
本品は,主にUV接着剤硬化用に開発されたUV光源です.10秒程度の照射で光凝固性樹脂の凝固が可能です.特に小型化されているので,乾電池仕様でも動作させることが可能です.また,本品には殺菌効果はありませんが,光触媒にあてることにより殺菌効果がでます.
ファイバ出力半導体レーザ
本品は,980のLDとファイバをカップリングすることにより,最大6Wの高出力エネルギーをだすものです.
ファイバ出力RGBW LED光源
本品は,高輝度のR,G,B,WのLEDと光ファイバをカップリングしてファイバ端面より高出力の照明に最適な質のよい光を供給するものです.
CO2レーザ(ファイバ)加工機(OTL-LM-01)
本製品は,Co2 レーザを利用してファイバ端面や側面の加工をする装置で,レーザ照射部に数値制御のXYステージを備えています.
非電磁性ファイバ型センサ
本体からセンサーヘッドまでを光ファイバーで接続.金属,電気部品を使用しておりませんので,電気ノイズの影響を受けません.また,光線はLDを変調させている為外乱光の影響も受けません.EMC試験などに最適な検出器です.
オープンスペース型光エンコーダ(ORE-OS-□□□)
本光エンコーダは,当社のエンクローズ型のものの内部を構造体だけを取り出して製品化したもので,スケール板(目盛板)を設備や回転体のシャフトに取り付けることにより,A,B,Z相を取り出すことが出来ます.又,外乱ノイズの影響を無くす為にモジュレーション方式ではなく,純光学的にノイズを除去する方式を用いている為, 100kHZ程度までカウントミスする事は有りません.(標準10kHZ)
光ファイバ式ロータリーエンコーダ(ORE20-□□□)
このエンコーダは,エンコーダ部に全く電気を使用していないので,完全防爆仕様になっております.高電圧・高エネルギー・高磁場等の影響もありませんので,厳しく劣悪な環境にて使用することができます.また,光ファイバは石英ファイバを使用しているため長い距離でのひきまわしも可能です.電気的に信号を送っていないので,ラインドライバ等のデバイスを必要とせず,ノイズが乗ることもなく200m程度まで信号伝送することが出来ます.
光ファイバ式ロータリーエンコーダ(ORE55-□□□)
このエンコーダは,エンコーダ部に全く電気を使用していないので,完全防爆仕様になっております. 高電圧・高エネルギー・高磁場等の影響もありませんので,厳しく劣悪な環境にて使用することができます.また,光ファイバは石英ファイバを使用しているため長い距離でのひきまわしも可能です.
光ファイバ式ロータリーエンコーダ(ORE110-□□□)
本品は,光通信方式のエンコーダです.本体には光通信ケーブルより供給される光信号だけなので,原理的に完全防爆であり,高ノイズ・強磁場・高放射線にも強いものになっています.又,長距離の信号伝送でも途中でノイズを拾うこともありません.
コアピッチ測定機(OSPM-09)
本品は,ファイバアレイ,V溝基板,MTコネクタ用に設計製作された測定機で,高精度CCDカメラにより端面画像を取り込み画像処理することにより,ピッチ分だけ送った微動台の送り量との差を計算してコアピッチを測定する装置です. 当社開発の光干渉型測長ユニットを搭載することにより,最小にて0.01μmを表示して0.08μm精度〔A仕様〕を確保しております.(0.15μm精度〔B仕様もあり〕) この精度を実現するために,ステージ・構造部材およびすべての精度部材をインバーにて構成しております.
電動空間形偏波制御回路(コリメータ型機器組込用)YM-PR-07
本製品は,機器組込用に開発された超小型の偏波制御回路で,1.3 μ用と 1.55 μ用とがあります. 本品は,1/4 波長素子と 1/2 波長素子よりなりたち,偏光状態や方位角をパルスモータで各波長素子を回転させることにより,GPIBインターフェイスにてCPUよりコントロールできます.
電動光ファイバ形無限回転偏波制御回路(YMーPRー03)
本品は,光ファイバ形偏光素子を用いた偏波補償器で,1.3μ用と1.55μ用とがあります.また本品は、1/4波長素子と1/2波長素子を有して,偏光状態や方位角を連続かつ無限に変化させることが可能な当社光ファイバ形無限回転偏波制御回路(YMーPRー02)をモータ駆動にて動かすもので,GPIBインターフェースによりCPUよりコントロールできます.
光ファイバ形無限回転偏波制御回路(YM-PR-02)
本製品は,光ファイバ形偏光素子を用いた偏波補償器で,1.3μ用と1.55μ用とがあります.また、1/4波長素子と1/2波長素子を有して,偏光状態や方位角を連続かつ無限に変化させることが可能で,従来の水晶形に比べて極めて低損失で安定であり,しかも低価格なデバイスです.
光アナログリンク
送信側へアナログ信号を入力.光デジタル信号に変換し,光ファイバを通して受信側へ送ります.受信側でアナログ信号に変換し出力します. 光ファイバを使用している為,使用環境のノイズ,放射線,強磁場等の影響を受けることが無く,伝送データの損失がありません. デジタル信号とアナログ信号には以下のような違いがあります
オプチカル可変遅延回路
本品は,従来の可変遅延回路をコンパクトな形にした半固定タイプのもので,複数個の使用時にもスペースをとらないように作られております